薄桜鬼 土斎メイン BL小噺 声優関連徒然日記 詳細はご挨拶からどうぞ
05/19
2025
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06/13
2009
このブログにはエロスが足りない・・・!
と、来たる夏に向け一念発起した文。
単にはじめさんに工口なことさせたかっただけです。
ごめんよ。はじめさん。
まぁ温いでしょうが年齢制限です。
お気をつけください。
と、来たる夏に向け一念発起した文。
単にはじめさんに工口なことさせたかっただけです。
ごめんよ。はじめさん。
まぁ温いでしょうが年齢制限です。
お気をつけください。
如何して抵抗できないのか。
体格でこそ劣ってはいるが純粋に力較べでいけば己に分があるだろう。
いや、そもそも一言止めてくれと縋れば無体を働くような仁ではない。
にも拘らず己は拒絶する術を持たない。
といって与えられる快楽に素直に溺れることもできない。
徒に足掻き無様に藻掻いた末に漸く力を失った躯体が頽れるように胸の裡に沈む。
その動きに体内に納まる熱は角度を変え淫らな声を上げる羽目になった。
己の痴態を愉しげに眺め遣る貌が一層の事憎らしい。
先刻から延々と我を失うばかりの愛撫を受けているのに直接的な部分には触れてくれない。
浅ましく揺れる腰は只、彼の瞳を愉しませるだけに過ぎない。
「やらしいな、はじめは。」
耳元で名を呼ばれるだけで躯はぐずぐずに蕩けていく。
それでも素直に認める事など出来る筈も無く、否定の為に口を開いた所で意味の無い嬌声が漏れるだけだと固く唇を結び、代わりにゆるりと首を振ることで応える。
と、今まであやすように髪を梳いていた手が頬を撫で、指の腹でつ、と引き結ばれた唇をなぞる。
逃れようと身動ごうともひたと合わされた視線に魅入られてしまえば最早逸らすことなどできはしなかった。
「お前に今自分がどんな顔してるか教えてやりてぇよ。」
一瞬過ぎった嗜虐の色に竦む間にするりと舌が挿し込まれる。
淡く焦れったい刺激しか与えられぬ下肢とは裏腹に荒々しく口内を蹂躙される。
霞む意識を繋ぎ止めようと背に爪を立てれば、仕返しだとでもいうように胸をきつく摘まれた。
朱く色付き尖った胸の先端への痛みと共に感じる悦さに涙が滲む。
息も継げない程に貪られた口唇を離されれば飲み込みきれない唾液が口端を伝う。
「土方さん・・・もう・・・」
「もう、なんだ?」
意地悪く顔を覗き込まれ続きを言わせようともこれ以上の事等到底口に出来ぬ。
言葉の先など十分承知している癖に。自分もこの状態が辛い事は同じ筈なのに。
それでも余裕の笑みを浮かべるこの仁に己等が敵う訳も無い。
齢の差だけではない。踏んだ色事の場数が違う。
それを思えばちりりと胸が痛む。昔のことだと判っているのに。
苦しくて。
悔しくて。
如何したらいいのか判らず衝動のままに口を合わせた。
もっと欲しい。
この仁で満たされたい。
「おねがいします。」
言葉を言い終わらぬうちに激しい律動が己の思考を浚っていった。
「あー・・・畜生。しくじった。」
濡れた躯をお座成りに拭う間に小さく呟かれた言葉。
それは行為の余韻を色濃く残す火照り弛緩した躯を強張らせるには充分だった。
何か仕出かしただろうかと記憶を探ってもあの状態で自分が何を口走ったかなど覚えていない。
恐る恐る顔色を伺えども手に覆われてしまってはどんな面をしているかなど察し様がない。
「あの・・・土方さん。」
「なんだ。」
返事はすれど顔を上げてはくれない。
もう己の顔など見たくもないということか。
「俺は何か至らぬことでも致しましたか?」
「は?」
訝しげに己の顔を見遣り、一人納得したように頷いたかと思えば身体を引き寄せられた。
「お前、また妙なこと考えてたんだろ。」
背を撫でる手の優しさに素直に身を預ければ呆れた声が降りかかる。
「お前が気に病むことなんて何も無えよ。寧ろ好過ぎるくらいだ。」
言葉通り受け取るにはその声は毒だ。
赤らむ頬を見られぬよう肩口に顔を埋める。
「俺がしくじったってのはお前をもっと苛めたかったってことだ。」
「・・・」
自分が抱いていた不安とは掛離れた答に言葉を失う。
その間にも聞くに堪えないような恥知らずな言葉が紡がれていった。
「やらしいこと言わせて恥ずかしい格好させていっぱい泣かせて可愛がりたかったんだがなぁ。」
「そういうことは可愛がるとは言いませんよ。」
「だがお前だって好きだろう?」
「そんな訳無いでしょう。」
「なら今度試してみるか。次はお前が泣いて縋っても許してやらんから覚悟しておけよ。」
「・・・っ」
どこまで耐えられるか見物だな、とわらう男に結局己は敵わない。
体格でこそ劣ってはいるが純粋に力較べでいけば己に分があるだろう。
いや、そもそも一言止めてくれと縋れば無体を働くような仁ではない。
にも拘らず己は拒絶する術を持たない。
といって与えられる快楽に素直に溺れることもできない。
徒に足掻き無様に藻掻いた末に漸く力を失った躯体が頽れるように胸の裡に沈む。
その動きに体内に納まる熱は角度を変え淫らな声を上げる羽目になった。
己の痴態を愉しげに眺め遣る貌が一層の事憎らしい。
先刻から延々と我を失うばかりの愛撫を受けているのに直接的な部分には触れてくれない。
浅ましく揺れる腰は只、彼の瞳を愉しませるだけに過ぎない。
「やらしいな、はじめは。」
耳元で名を呼ばれるだけで躯はぐずぐずに蕩けていく。
それでも素直に認める事など出来る筈も無く、否定の為に口を開いた所で意味の無い嬌声が漏れるだけだと固く唇を結び、代わりにゆるりと首を振ることで応える。
と、今まであやすように髪を梳いていた手が頬を撫で、指の腹でつ、と引き結ばれた唇をなぞる。
逃れようと身動ごうともひたと合わされた視線に魅入られてしまえば最早逸らすことなどできはしなかった。
「お前に今自分がどんな顔してるか教えてやりてぇよ。」
一瞬過ぎった嗜虐の色に竦む間にするりと舌が挿し込まれる。
淡く焦れったい刺激しか与えられぬ下肢とは裏腹に荒々しく口内を蹂躙される。
霞む意識を繋ぎ止めようと背に爪を立てれば、仕返しだとでもいうように胸をきつく摘まれた。
朱く色付き尖った胸の先端への痛みと共に感じる悦さに涙が滲む。
息も継げない程に貪られた口唇を離されれば飲み込みきれない唾液が口端を伝う。
「土方さん・・・もう・・・」
「もう、なんだ?」
意地悪く顔を覗き込まれ続きを言わせようともこれ以上の事等到底口に出来ぬ。
言葉の先など十分承知している癖に。自分もこの状態が辛い事は同じ筈なのに。
それでも余裕の笑みを浮かべるこの仁に己等が敵う訳も無い。
齢の差だけではない。踏んだ色事の場数が違う。
それを思えばちりりと胸が痛む。昔のことだと判っているのに。
苦しくて。
悔しくて。
如何したらいいのか判らず衝動のままに口を合わせた。
もっと欲しい。
この仁で満たされたい。
「おねがいします。」
言葉を言い終わらぬうちに激しい律動が己の思考を浚っていった。
「あー・・・畜生。しくじった。」
濡れた躯をお座成りに拭う間に小さく呟かれた言葉。
それは行為の余韻を色濃く残す火照り弛緩した躯を強張らせるには充分だった。
何か仕出かしただろうかと記憶を探ってもあの状態で自分が何を口走ったかなど覚えていない。
恐る恐る顔色を伺えども手に覆われてしまってはどんな面をしているかなど察し様がない。
「あの・・・土方さん。」
「なんだ。」
返事はすれど顔を上げてはくれない。
もう己の顔など見たくもないということか。
「俺は何か至らぬことでも致しましたか?」
「は?」
訝しげに己の顔を見遣り、一人納得したように頷いたかと思えば身体を引き寄せられた。
「お前、また妙なこと考えてたんだろ。」
背を撫でる手の優しさに素直に身を預ければ呆れた声が降りかかる。
「お前が気に病むことなんて何も無えよ。寧ろ好過ぎるくらいだ。」
言葉通り受け取るにはその声は毒だ。
赤らむ頬を見られぬよう肩口に顔を埋める。
「俺がしくじったってのはお前をもっと苛めたかったってことだ。」
「・・・」
自分が抱いていた不安とは掛離れた答に言葉を失う。
その間にも聞くに堪えないような恥知らずな言葉が紡がれていった。
「やらしいこと言わせて恥ずかしい格好させていっぱい泣かせて可愛がりたかったんだがなぁ。」
「そういうことは可愛がるとは言いませんよ。」
「だがお前だって好きだろう?」
「そんな訳無いでしょう。」
「なら今度試してみるか。次はお前が泣いて縋っても許してやらんから覚悟しておけよ。」
「・・・っ」
どこまで耐えられるか見物だな、とわらう男に結局己は敵わない。
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